条件はありますが、可能です。水彩絵具、アクリル絵具・アクリルガッシュ、粉末顔料などでしたら【基本的には】使用可能なケースが多いです。ただし、油絵具や、UVレジン・ポリ樹脂用のカラーは有機溶剤が含まれているため、硬化不良を起こす可能性が高く推奨しません。
水性であっても、メーカーや色により含まれる成分や濃度が異なるため、場合により硬化が遅れる、強度が落ちる、粘度が上がるor下がる、など作業性や性能・物性に影響が出ることが考えられます。専用ピグメント以外の着色剤を使用する際は、ご自身でテストを行ってからご使用ください。
ジェスモナイトの専用ピグメントは、アクリル絵の具などに比べて非常に着色力が強いため、少量添加で鮮やかに発色します。(基本添加量はジェスモナイト本体に対して最大2%まで)このため、専用ピグメントと同様の発色をアクリル絵の具や水彩絵の具で出そうとすると、絵の具の大量投入が必要となってしまい、結果として強度が落ちやすくなります。ビビッドな発色が求めらる場合は公式ピグメントを使用する方が早く確実です。淡い色合いの場合は、専用ピグメント以外の活用を考えても問題は少ないと思います。
油絵具、油性着色剤・油性ステイン等は、水性のジェスモナイトとは相性が悪く、推奨しません。
専用ピグメントによる着色