JESMONITE FLEX METAL(ジェスモナイト フレックスメタル)とJESMONITE METAL FILLER(ジェスモナイト メタルフィラー)は、
どちらもジェスモナイト製の金属フィニッシュ用ですが、それぞれ違う製品です。
違いが分かりにくいため、この記事でくわしく解説していきます。
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共通点
- 金属仕上げ用
- 型に塗って、ゲルコートとして使用する、別途バックアップが必要
- 金属種類は4種類(銅、真鍮、ブロンズ、シルバーブロンズ)
- 有機溶剤・VOC不使用の水性素材
- どちらも本物の金属のため、緑青/錆など後からの金属加工が可能
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相違点
- FLEX METAL(フレックスメタル)
- 特別調合されたジェスモナイトAC730をベースに、金属粉が既調合された主材(リキッドと粉のセット)
- バックアップはジェスモナイトAC730で行う ※AC100でのバックアップは推奨しません
- 補強のガラス繊維はAC730用(耐アルカリ処理済の四軸ガラス繊維)を使用
- 屋外対応
- 最小650gセットサイズからの販売
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- METAL FILLER(メタルフィラー)
- 金属粉単体で、AC100に混ぜて使用する(純粋な金属粉だけの製品)
- 金属粉の使用量はご自身で調整可能
- バックアップはジェスモナイトAC100で行う
- 最小100gサイズからの販売
質感の違い
FLEX METALはあらかじめ金属含有率が最大になるように調整されていることと、素材自体の強度がAC730の方が高いため、AC100にMetalFillerをブレンドする場合よりも強い金属光沢が可能なことが多いです。仕上がりの違いを動画で比較できます。
▼銅、シルバーブロンズの比較
▼真鍮の比較
4種類の金属種類によっても、仕上がりや金属含有量に違いが出ます。ブロンズの比較動画は準備中です
それぞれ好みや用途にあった商品をご選択ください。
▼フレックスメタルの使い方チュートリアル動画
▼Metal Filler+AC100の使い方チュートリアル動画
メタルフィラー(銅)+AC100で成型したサンプルの表面を研磨し、その後薬剤を塗布して緑青を発生させた例。
同様の加工はフレックスメタルでも可能です。
▼フレックスメタルのご購入
https://jesmonite.official.ec/categories/2951808
▼メタルフィラーのご購入
https://jesmonite.official.ec/categories/325210
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