以前の記事でジェスモナイトAC100の切断、AC730の切断のおすすめの刃物をご紹介しました。

前回記事ではテーブルソーを使用していましたが、分厚い板をカットする際には過熱してしまい、休みながらカットする必要がありました。そこで今回は新しい工具の紹介です。

湿式ダイヤモンドカッターです！（写真の工具はMakita CC301D）

ダイヤモンドカッターの上に給水ボトルのアタッチメントが付いていて、コックをひねるとぽたぽたと水を垂らしながらカットすることができます。原始的なやり方ですが、とても手軽で効果的。

乾式でAC100を切断するとダイヤモンドカッターの刃が目詰まりしやすく切りにくかったのですが、湿式タイプだとAC100とAC730どちらも快適に切ることができました。粉塵が出ないのも快適です。（水は垂れますが…）

本来はコンクリートや石材のカットのための道具ですが、ジェスモナイトのカットにも大活躍してくれそうです。

湿式ダイヤモンドカッターでAC100の注型マーブリングバーをカットしている様子

湿式ダイヤモンドカッターでAC730の積層パネルをカットしている様子

おまけ：
この工具はガラスアクセサリ作家のSosachiさんから教えていただきました。制作中に割れてしまったガラスの指輪などをジェスモナイトAC100に混ぜて固めたものをカットするときにこの湿式ダイヤモンドカッターを使われているとのこと。

Sosachiさんのジェスモナイト棒↓

プロダクト制作の過程で生まれるロスや副産物を活用できるのは素敵ですね！