Jesmonite種類: AC730,
混ぜたもの: フレキシガード・シーラー FLEXIGUARD SEALER
AC730を使用して制作した植木鉢に、ロゴのマスキングをして、専用の撥水コーティング剤「フレキシガード・シーラー / Flexiguard Sealer 」を塗布する実験を行いました。
AC730製の植木鉢に、カッティングシートを使用して制作したJESMONITEロゴをマスキングします。
※マスキングに使用するものは、耐水性がある必要があります。今回は屋外で利用可能なカッティングシートを使用しています。
その他に、コーティングを防ぎたい部分には養生テープやマスカーを使用し、保護しておきます。
霧吹きのヘッド部分をフレキシガードシーラーに差し込むだけで、ボトル等に入れ替えずに使用できます◎
(管の部分に水分が残っていないことを確認して、差し込んでください。)
上から霧吹きでフレキシガードシーラーを塗布し、30分程度乾燥させます。(今回は日当たり、風当たりのよい場所で制作を行いました。状況に合わせて乾燥時間を調節してください。)
今回はその後同じように2回ほど塗布し、計3度の塗布を行いました。
3度の塗布後、よく乾燥させたら、マスキングや養生テープ等を剥がします。
フレキシガードシーラーを霧吹きで塗布した面に霧吹きで水をかけ、濡らしてみます。
するとマスキングを行ったロゴの部分のみが水をはじき、JESMONITEの文字が浮かんできました!
↑ロゴの部分のみしっかりと撥水しています!
続いて隣の面には、先ほどとは反対にロゴ以外の部分にフレキシガードシーラーを塗布してみました。(塗布方法は同じ)
さらに繊細な文字などでもきれいに撥水されるかを試すために、こちらはOfficial distributorの文字も一緒にマスキングしてみます。
同じように乾燥させたのち、ロゴのマスキングや養生テープを剥がします。
そして水をかけると、こちらはロゴの部分のみ水が染み込み、JESMONITEの文字が浮かんできました◎
Official distributor の文字までくっきりと確認できるほど、綺麗に撥水されています✨
○写真右側の面がJESMONITEのロゴにフレキシガードシーラーを塗布したもの(ロゴ以外が水に濡れる)
○写真左側の面がJESMONITEのロゴ以外にフレキシガードシーラーを塗布したもの(ロゴが水に塗れる)
▼水で濡らしている様子の動画はこちら!徐々にロゴが出てきます◎
カラフルな植木鉢が、雨に濡れたり、植物に水やりをすることでロゴが現れる素敵な植木鉢にレベルアップしました!
この方法を活用すると、濡れることを逆手に取る素敵なアイデアが浮かびそうです!
今回のように細かい文字をはっきり浮かび上がらせたい撥水加工には、AC730はエッチングをした方が水分吸収が早くなりおすすめです。
Point
フレキシガードシーラーはハケ塗りもできますが、文字を出したいときは霧吹きをつかってフレキシガードシーラーを塗布することをお勧めします。霧吹きで少量づつかけると、マスキングから染み込まず、きれいな文字が出せます。
▼失敗例
ハケで塗ったので液が多くなりすぎて、マスキング横の隙間から裏側へシーラーがしみこんでしまいました。
ぜひ皆さんの制作にお役立てください♪
実験担当:山西杏奈さん、荒木桃香さん
材料の購入はジェスモナイトオンラインショップ でどうぞ
このサンプルに関連する素材
ジェスモナイトAC730: https://jesmonite.official.ec/categories/1783739
ジェスモナイト・フレキシガード・シーラー: https://jesmonite.official.ec/categories/5636602