rack/ラック


木型を使ったラック制作の様子をご紹介します。

まずアクリリックシーラーでコーティングした合板を組み立ててAC100を固めるための木型を準備します。

注ぎやすいように3D プリンターで専用の漏斗も作成しました。↑

今回は総重量約7KgのAC100を使用しています。一気に攪拌するのは大変なので4つの容器に分けてベースとリキットを混ぜ合わせています。

マーブル模様のデザインに仕上げるために攪拌後、それぞれの容器にピグメントを適量垂らして流し込みを開始しました。

AC100が固まり始める前に急いで流し切ります。↓

流している最中底面のわずかな隙間から漏れ出してきてしまい、あわてて油粘土で隙間をフォローしました。

※試される場合はあらかじめ隙間ができそうな箇所を粘土でガードしておくことをお勧めします。

数時間後、しっかり固まってから木型のビスを外して解体していきます。↓

パカッ♪

マーブルは脱型するまで仕上がりがわからないのでドキドキです。

予想以上に幻想的な模様になっていました😊

外側の板はすぐ外れたのですが内側は僅かな形状の都合で少し苦戦しました。

アクリリックシーラーをしっかり塗っていたので板とAC100はすんなり離形してくれました◎(合板の断面等も忘れずにコーティングするのがポイントです)

脱型後、表面をサンダー掛けして整えれば完成です(^^)/

AC100は強度もしっかり出せるので室内用の家具や什器にも大活躍する素材です。

是非色々なものを制作してみてはいかがでしょうか✨

 

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