3Dプリント/3D Printing ‘Faced bowl’

Jesmonite種類: AC100,

Size: 直径10cm/高さ6cm, 直径7cm/高さ4cm,

混ぜたもの: 3d printing (PLA+)


3Dプリントした表面に凹凸のあるボウル形状に、ジェスモナイトをかけてみた実験です。

上下を逆さまにして、底面からジェスモナイトAC100をかけてみました。
このボウルの大きさは直径7cmほどで、かけたジェスモナイトの量は100g程度あれば十分でした。
ジェスモナイトAC100のリキッド・ベースの混合比については、標準の1:2.5(リキッド:ベース)で混合しています。

粉のダマが残っている部分が少しありましたので、濾し用のネットなどを通してダマを取るととより美しい仕上がりになりそうです。

かなりの量が垂れ落ちますが、そのまま垂れるに任せて固まるまで待ちます。
気温が高く室温も24度ほどだったので、この日は15分程度でジェスモナイトが硬化しました。

固まってしばらく経った後のボウル。
垂れ後のトンガリがかわいいですね。
(硬化後、24時間ほど乾燥させることで最大強度になります。硬化後から2時間くらいは強度が弱いので注意です)

サイズ違いのボウル。
大きいものはヘリンボーンのようなギザギザ模様に見えます。
器自体のサイズ感や、凹凸の大きさ・形状によって出てくるテクスチャが変わりそうなので、いろいろ実験したくなりますね。

ジェスモナイトは不透明ですが、実は無着色の状態だと結構光を通すので、ランプシェードを作っても面白いと思います。
光を通した時と、通常光とで質感の見え方が変わるのもよいですね。

ジェスモナイトAC100は、屋外・屋内に対応していますが、水にはあまり強くありませんので、屋外設置の際は表面をコーティングを推奨しています。(関連記事:ジェスモナイトAC100は、耐水性がありますか?, ジェスモナイトAC100で作った物は 水洗いができますか?
耐UV性については非常に強く、樹脂成分の黄変もほとんどありません。(※ピグメントで着色した場合には、ピグメントの耐UV性能によっては退色する場合があります。この場合も表面に耐UVクリアコートなどをかけて対応してください。)

リキッドとベースを1:2の混合比にしてリキッドを多めに配合することで流動性を上げて、液をより薄付きにしてみる、または逆に増粘剤を入れて分厚く流すなど、いろいろなバリエーションが試せそうです。
またジェスモナイトには着色もできますので、違う色を使ってみても面白そうです。
(※ジェスモナイト着色剤は遮蔽力がかなりあるため、光を通さなくなる可能性が高いので、ランプシェードなど光を透かしたい場合は要注意です。)

皆さんもぜひ実験して楽しんで見てくださいね♪
3Dプリンタの特性とジェスモナイトを組み合わせることで素敵なプロダクトが生まれそうです。

▼ジェスモナイトAC100のご購入はこちらから
ジェスモナイトオンラインショップ


https://jesmonite.official.ec/items/4540143

このサンプルに関連する素材

Jesmonite AC100: https://jesmonite.official.ec/categories/325206