アクリリックシーラーはマットな仕上がりですが、AC100の無塗装の状態と比べると多少の艶感と塗膜感があります。
アクリリックシーラーを水で薄めて塗布することで、ハケ跡や凹凸をなくし、塗膜が目立ちにくい状態で仕上げることは可能です。※薄塗りすることで保護力は弱くなりますので、仕上げ感と耐久性の取り合いの判断になってきます。
▼角度を変えて見るとアクリリックシーラー塗布面はわずかに艶がある。
アクリリックシーラーの必要性
ジェスモナイトAC100は、屋内展示であれば無塗装で問題ないですが、屋外展示をする場合や、日用品などのプロダクトの場合は、劣化や汚れを防止するためにシーラーの塗布をお勧めします。
▼AC100無塗装の屋外設置劣化の例(梅雨時期にテストを行ったもの)
▼AC100+アクリリックシーラーの屋外設置劣化の例(梅雨時期にテストを行ったもの)
▼無塗装でAC100をコースターとして使用し、水染みができた例
アクリリックシーラーの塗布方法
アクリリックシーラー7:水3程度の配合で薄めて2度塗りする方法がメーカー推奨方法となります。
塗布時の薄め方、塗りの回数は仕上がりの好みに応じて調整が可能です。
※アクリリックシーラーはAC100・AC200専用です。AC730には使えません。
▼アクリリックシーラーの塗布動画